hukeidukuriproject’s blog

沖縄の在来の樹木で私たちの風景を作るプロジェクト 外来の樹々が繁茂している風景がウチナンチューにとつての原風景になっている現在。昔から沖縄を守ってきた樹々を増やしたい。在来の木々で盆栽を作り、その木々の周知と需要を増やすことで沖縄らしい風景を取り戻していこうという取り組みです。

本当に心地いい風景づくりへ

みなさん、こんばんは

 

沖縄風景づくりプロジェクトの武島です。

 

わたしは、アメナルミチという活動をしていますが、

そのアメナルミチで一番初めにやった活動は『大地再生』という自然に学ぶ土壌改良の手法でした。


家まわりがセマントで覆われていた場所
まず、家まわりのセメントをはつりました。

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その時にことごとく 

空氣と水の循環のこと、それはわたしの体や血液と同じだったこと

植物が荒れて生えるのは、光、空気や水の循環がちゃんとバランスよく整っていないからだってことを学びました。

 

わたしたちのプロジェクトの発起人多田さんも同じことを言います。

 

 

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マリオットリゾートさんで、「やんばるアートフェス」のお手伝いをしていた時

 

植物の配置について多田さんにアドバイスいただいたときの言葉

 

 

「植物がどんな風に光を求めて、葉っぱを広げているかをしっかり見る。
それを邪魔しないように、配置してあげると結果、その配置が一番美しい」

 

 

自然の摂理に沿って作られた循環のよい環境では

そのバランスが信じらないほどに整っているといいます。

 

そんな環境でこそ、生き物は多様化し、微生物が生きる最善の環境になる。

 

それは自然にとっても

人にとっても

すべての命にとっても心地の良い空間

 

 

それは、まさに

わたしたちがこどもたちの未来につなぎたい空間そのものではないかと思います。

 

空気や水が循環している環境では

石垣の間にコケが生える。

 

 

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そんな当たり前なこと

 

だけど現在社会が重要視しないこと

 

 

 

その中に秘めている真実

本当のこと

 

そんな

本当に心地いい風景を創っていきたい!!

それは沖縄を発信源に日本に世界に広げていきたい活動です!!

 

 

みなさま

ぜひともイベントにお越しください。

 

イベントのシェア、拡散にも是非ともご協力ください!!

https://www.facebook.com/events/443023136231928/

 

 

ぜひとも、クラウドファンディングにもご協力を!!

詳細はこちら
https://faavo.jp/naha/project/3367

 
 

みなさまのご支援をしっかり次世代につなげていきます!!

 

自然も人も心地いい本当の風景づくりへ

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これはみんなのプロジェクトです!!

みなさま、こんばんは

 

沖縄風景プロジェクトの武島です。

 

私が主催しているアメナルミチという場に初めてこのプロジェクトの柱である多田さんが来たときのこと、そしてその時のお話を今でも鮮明に覚えています。

 

「100年先のことを想定して今できることをやる」

 

その言葉にわたしは今も突き動かされています。

 

 

わたしたちの祖先もきっとみんなそんな氣持ちで

今の時代を創り上げてきてくれた

わたしもそうでありたいと思ってやみません。

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風景がわたしたちに与える影響とはなんでしょうか?

 

ふるさとに帰った時、なつかしいと思えるあの空気感。

誰しもが感覚的に持っていると思います。

 

わたしは沖縄出身ではなく、徳島で生まれ育ちました。

 

家の真ん前にある山は、小さなころからわたしの遊び場でした。

親に怒られたとき、そして反抗期真っ盛りには授業中に山に逃げ込んだことも(笑)

 

その時、大きく手を伸ばしても抱えきれないほどの立派な木の下で、たくさんの色々な時間を過ごしました。

 

あの時の空気感、そして木の感触は忘れられません。

 

 

そうして、あの時、わたしの周りにあった全てのものが、わたしを育んでくれたと思っています。

 

 

食はどこから来るでしょうか?

私たちが来ている服は何から作られているでしょうか?

わたしたちが住んでいる家は?

材料はどこから来るんでしょうか?

 

わたしたちは生きるほとんどのものを自然からいただいています。

それは本当に当たり前のこと、

だけど当たり前すぎて見落としていること

 

風景とは本当にそんなものだと思っています。

 

よく、健康でいるためには

その土地のもの、その季節のものを食べるのが一番だと言われます。

 

その土地特有の自然は、決して目に見えはしないけど

私たちの土台を育んでくれていることは間違いないのです。

 

沖縄は素晴らしいところです。

 

徳島から移住し、沖縄の人と結婚してから

わたしはこの島の持つエネルギーや力強さに魅了され続けてきました。

 

 

沖縄の植物や樹々にはそれと同じパワーを感じます。

 

だからこそ、

それを絶やしてはいけないと思っているんです。

 

沖縄の風景は沖縄の人々のアイデンティティーそのもの。

 

エネルギー満ち溢れる沖縄の樹々は

沖縄の人そのもの

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戦後、焼け野原になった沖縄には育ちやすい外来種の樹々が主流に植えられるようになりました。

 

当たり前の風景の中にあり、人々を育んできた沖縄の在来種の樹々たちは、どんどんその姿を消し、いまでは苗木屋さんであっても育てていない、生産していない現状。

 

このままでは、本当に沖縄の風景はどこかの南国の風景になってしまいます。

 

このままでいいんでしょうか?

 

 

これは、自分たちの人生を超えた遥か先に向けてのアクションです。

 

はっきり言うと無意味かもしれません。

 

だけど、そこにアクションを起こす人がいないことには

何事も始まらないんです!!

 

 

これは私たちだけのプロジェクトではありません。

 

100年後のこどもたちに向けてのアクションです。

 

どうかサポートしてください。

 

思い立った「今」

めんどうかもしれませんが、みなさんのちょっとしたアクションを起こしてください!!

 

そして、シェアや拡散もお願いします!!

 

みなさんのアクションが必ず次へとつながるように私たちはしっかり活動していきます。

 

 

 

 

わたしたちが起こしたアクションでしっかり目的を果たしていけるように!!!

 

 

 

 

クラウドファンディングはこちらから

どうか、どうかご協力をお願いいたします。

faavo.jp

 

1月27日のイベントはこちら

素晴らしいトークライブ、パフォーマンスをぜひとも楽しんでいただきたいです!!

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ご賛同してくださるすべての方に感謝いたします!!!!

 

 

 

原風景の心地よさ

みなさま、こんばんは

久しぶりの投稿です。

沖縄風景づくりプロジェクトの武島です。

 

以前、離島出身のプロジェクトメンバーがこんなことを話していました。

「島に久しぶりに言ったら山の中の香りがこっちと全く違っていて、すごく懐かしかった!!」と

 

私たちは、生まれた時からその場所の空気感を五感いっぱいに感じて育ってきているんだねと改めて感じました。

 

だから、風景とは、文化そのものだし、その場所で育つ人のアイデンティティーを育むものだと思います。

 

先日、このプロジェクト言い出しっぺの多田弘さんが『やんばるアートフェス』に展示するということでメンバーでお手伝いに行きました。

 

(多田さんは、樹々や草花をアートとしてデザインし、その素晴らしさを発信する活動もされています。)

 

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こんな大きな木を運ぶところから!!
使われる木は、もちろんすべて在来種です。

 

どんどん出来上がっていく。

 

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そして

夜のライトアップ

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なんとも美しい空間が出来上がりました。

 

在来種のもつエネルギーは力強く、そして心地よく

こうして、展示としてでも、多くの方々にその心地よさを感じてもらえるのは本当に素晴らしいことだと思いました。

 

多田さんは、ただ在来の樹々の重要性や大切さを訴えるのではなく、

心地いい、かっこいいと思えるデザインとして提案することは、結果として人々に広く波及していくことにつながるという熱い思いを持って活動されています。

 

沖縄独自の木々が創り出す原風景は、ご先祖から子孫まで繋いでいく大切な文化そのもの。

 

その樹々の苗さえ重要がなく買うことができなくなっている現状をより多くの方々に知っていただけたらと願うばかりです。

 

1月27日は

風景づくりプロジェクトキックオフイベント!!

植物で遊ぶワークショップ

美味しいお店

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そしてメインはなんと言っても

世界的に活躍している盆栽家の平尾成志さんと演出家平田大一さんのコラボパフォーマンス!!!

みなさん、予定は絶対空けておいてくださいね!!

 

 

クラウドファンディングももうすぐ開始いたします!!
みなさまのご支援、ご協力よろしくお願いいたします。

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プロジェクトへの想い

みなさま、こんばんは

沖縄風景づくりプロジェクトの武島です。

 

このプロジェクトは1人の庭師さんのつぶやきから始まったことは先日ブログに書きましたが、その想いや情熱というものは、周りを動かす大きな力になるもんだな~と改めて思っています。

 

わたしはアメナルミチという活動を通じて庭師さん多田さんに出逢いました。

初めてお会いした時、「庭を作るときは10年後、20年後、そして100年後を想定して、そこに向けて作りこんでいく」というお話を聞きました。

 

人が手を入れていない森は、勝手にその自然が自然の仕組みで整えていく。しかし、人の手が入る自然は、自然の整え方に学びながら、その過程を人工的に作っていく必要がある。それは、少なくとも50年、100年後の風景を見ていないとできない。

そんな100年後をいつも見ながら、仕事している多田さん。沖縄の木々への想い、自然への想いは並々ならぬものがあります。

 

その時、多田さんに教えてもらった明治神宮の森。

東京のど真ん中にこんな豊かな森があるってびっくりしてたけど、

実は、明治神宮の森は、天然林ではなくて今から90 年ほど前に、当時の日本の人々が、明確なデザイン意図と壮大な構想力をもってつくり上げた森なんだそう。

 

記事を探したらありました。

 

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そして、ほぼ100 年を経て、天然林相に近づきつつあるのは確かではあるけど、本当にそうなるかどうかは、千年、万年という単位で見なければ分からないんだそうです。
 森づくりへの明確なビジョンと、100年先を見据えた壮大なグランドデザイン。本多博士をはじめとする主導者たちの情熱には、本当に感動します。

 

そのくらい長い年月をかけて、自然は育っていくもの。

多田さんは言います。

「100年後、こういう風景を残したいと思うのであれば、今から何か動かないといけない。」

 

この壮大な明治神宮の森が教えてくれることもそういうことではないかと思います。

 

 

 沖縄という場所に住み、ご先祖が繋げてきたこの場所で、わたし達はどんな沖縄を次の世代に繋いでいけるか・・・この沖縄はわたし達だけではなく先祖とも子孫とも共有している唯一無二の大切な場所。

 

これまで沖縄と共にあり、沖縄の人々の暮らしを支え、一部であった沖縄の木々たちを守っていくことは、きっとウチナンチューの誇りを守っていくことにもなるはずですよね。

 

 でも、沖縄の在来種の木々たちは、需要がなく苗やさんに行ってもなかなか買えない状態。南国リゾートのイメージに合う外来種が主流となってしまっているようです。

 

 

そこで、沖縄の木々で盆栽を作り、販売し、その需要そのもを増やしていけたら!ということになったのです。

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なぜ、盆栽なのか?
はまた次回に!


1月27日は風景づくりプロジェクトのキックオフイベント

盆栽家平尾成志さんと演出家平田太一さんのコラボパフォーマンス

植物で遊ぶワークショップ、美味しいもの色々

もりもり沢山でお待ちしております♡

みなさま、是非とご予定は空けておいてくださいね!

 

オリジナルの盆栽を作ろう!!

盆栽つくりワークショップ

みなさまぜひともお越しくださいね!!

www.facebook.com

 

オリジナル盆栽つくり

 

 

今日はアメナルミチにて、沖縄盆栽つくりのワークショップを開催いたしました。

アメナルミチはこちら

https://www.facebook.com/amenarumichi/



小さな鉢の中に未来を夢見て、

その中に自分だけの風景を創り出していく。

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そんな暮らしの一コマから

沖縄の原風景に思いをはせて、沖縄の在来種の風景が広がっていけば

こんなうれしいことはありません。

 

また次回は12月に開催予定ですので、みなさま是非ともおこしくださいませ。


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たくさん並ぶとさらにかわいくて美しい。

 

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そして!!みなさーーーん!!

1月27日

東南植物楽園にて、沖縄風景づくりプロジェクトのキックオフイベント!!

世界的盆栽家平尾成志さんと

演出家平田太一さんらのコラボパフォーマンス

美味しいものの出店や、植物お使ったワークショップなど

親子で楽しめる内容をもりもり用意しております!!

みなさま、今から空けといてくださいね!!

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盆栽家、平尾成志さん

平尾さんのパフォーマンスは、圧巻です!!!!

 

 

沖縄風景づくりプロジェクト

みなさま、こんばんは。

沖縄風景プロジェクト武島です。

 

このプロジェクトは一人の庭師さんの体験から始動しました。

「カゼモニワ」の多田弘さん。

これから徐々に紹介していきますが、かなり熱い方なのですよ。

 

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庭師さんの体験とは・・・・

 

庭師さんは、いろいろな場面で「沖縄らしい風景をつくってほしい」と頼まれます。

沖縄らしさについて思いを馳せたとき。

これだ!と思う理想の景色は、古くからひとびとの暮らしをつつんでいたであろう沖縄在来の樹々たちが織りなす景色でした。

 

その思いをもとに苗木を買い求めに出かけると、なぜか沖縄在来の樹々の苗木の種類も数も少ない。

一軒だけではなく、県内の多くの苗木屋さんでその傾向があったそうです。

ここまで聞いて、わたしたちは疑問に思い、庭師さんに尋ねました。

「なぜ、在来の苗木の生産は少ないのでしょうか。」

減少し続ける在来種の苗木の生産、その背景にあるのは?

 

庭師さんが苗木屋さんの事情を推測して答えた内容はシンプルでした。

「需要がないから」

なぜ需要がないのか。

沖縄は「青い空、青い海」とキャッチコピーをつけられるように、亜熱帯の気候が島の魅力として大勢の観光客が毎年訪れます。
しかし亜熱帯だからといって亜熱帯の国々の風景は同一ではありません、沖縄には沖縄の生態系があり、沖縄には沖縄の在来の樹々があります。

にも関わらず、架空の「南国」のイメージにあわせて植栽を行ってしまう。

 

結果として起きるのは、似通った風景の観光地の増加です。

これは世界中の観光地で起きている問題です。

しかし、「南国」の風景をブランドに掲げるのではなく、「沖縄」の風景をブランド化するため、もっともっと在来種の樹々の魅力を伝えたいです。

 

 

そんな熱い思いから始まった、このプロジェクト。

 

まずは、沖縄の在来種を使った苗を盆栽にし、販売することから始めていく予定です!!

 

 

そして

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そしてそして、

1月27日はキックオフイベント!!!

東南植物楽園にて!


常識を打ち破る「盆栽パフォーマンス」で日本や海外でも話題の盆栽師平尾成志さんのパフォーマンスや平田太一さんの対談などなどをお楽しみいただる予定です。

 

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アメイジングな平尾さんの盆栽

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それまでに、クラウドファンディングの予定しています。

 

たくさんの方に応援していただけたら嬉しいです。

 

これから、始動いたしますので、宜しくお願いいたします。