hukeidukuriproject’s blog

沖縄の在来の樹木で私たちの風景を作るプロジェクト 外来の樹々が繁茂している風景がウチナンチューにとつての原風景になっている現在。昔から沖縄を守ってきた樹々を増やしたい。在来の木々で盆栽を作り、その木々の周知と需要を増やすことで沖縄らしい風景を取り戻していこうという取り組みです。

沖縄風景づくりプロジェクト

みなさま、こんばんは。

沖縄風景プロジェクト武島です。

 

このプロジェクトは一人の庭師さんの体験から始動しました。

「カゼモニワ」の多田弘さん。

これから徐々に紹介していきますが、かなり熱い方なのですよ。

 

f:id:hukeidukuriproject:20181114194635j:plain

 

庭師さんの体験とは・・・・

 

庭師さんは、いろいろな場面で「沖縄らしい風景をつくってほしい」と頼まれます。

沖縄らしさについて思いを馳せたとき。

これだ!と思う理想の景色は、古くからひとびとの暮らしをつつんでいたであろう沖縄在来の樹々たちが織りなす景色でした。

 

その思いをもとに苗木を買い求めに出かけると、なぜか沖縄在来の樹々の苗木の種類も数も少ない。

一軒だけではなく、県内の多くの苗木屋さんでその傾向があったそうです。

ここまで聞いて、わたしたちは疑問に思い、庭師さんに尋ねました。

「なぜ、在来の苗木の生産は少ないのでしょうか。」

減少し続ける在来種の苗木の生産、その背景にあるのは?

 

庭師さんが苗木屋さんの事情を推測して答えた内容はシンプルでした。

「需要がないから」

なぜ需要がないのか。

沖縄は「青い空、青い海」とキャッチコピーをつけられるように、亜熱帯の気候が島の魅力として大勢の観光客が毎年訪れます。
しかし亜熱帯だからといって亜熱帯の国々の風景は同一ではありません、沖縄には沖縄の生態系があり、沖縄には沖縄の在来の樹々があります。

にも関わらず、架空の「南国」のイメージにあわせて植栽を行ってしまう。

 

結果として起きるのは、似通った風景の観光地の増加です。

これは世界中の観光地で起きている問題です。

しかし、「南国」の風景をブランドに掲げるのではなく、「沖縄」の風景をブランド化するため、もっともっと在来種の樹々の魅力を伝えたいです。

 

 

そんな熱い思いから始まった、このプロジェクト。

 

まずは、沖縄の在来種を使った苗を盆栽にし、販売することから始めていく予定です!!

 

 

そして

f:id:hukeidukuriproject:20181114195007j:plain

 

そしてそして、

1月27日はキックオフイベント!!!

東南植物楽園にて!


常識を打ち破る「盆栽パフォーマンス」で日本や海外でも話題の盆栽師平尾成志さんのパフォーマンスや平田太一さんの対談などなどをお楽しみいただる予定です。

 

f:id:hukeidukuriproject:20181114194405j:plain

 

アメイジングな平尾さんの盆栽

f:id:hukeidukuriproject:20181114194521j:plain

 

それまでに、クラウドファンディングの予定しています。

 

たくさんの方に応援していただけたら嬉しいです。

 

これから、始動いたしますので、宜しくお願いいたします。