hukeidukuriproject’s blog

沖縄の在来の樹木で私たちの風景を作るプロジェクト 外来の樹々が繁茂している風景がウチナンチューにとつての原風景になっている現在。昔から沖縄を守ってきた樹々を増やしたい。在来の木々で盆栽を作り、その木々の周知と需要を増やすことで沖縄らしい風景を取り戻していこうという取り組みです。

プロジェクトへの想い

みなさま、こんばんは

沖縄風景づくりプロジェクトの武島です。

 

このプロジェクトは1人の庭師さんのつぶやきから始まったことは先日ブログに書きましたが、その想いや情熱というものは、周りを動かす大きな力になるもんだな~と改めて思っています。

 

わたしはアメナルミチという活動を通じて庭師さん多田さんに出逢いました。

初めてお会いした時、「庭を作るときは10年後、20年後、そして100年後を想定して、そこに向けて作りこんでいく」というお話を聞きました。

 

人が手を入れていない森は、勝手にその自然が自然の仕組みで整えていく。しかし、人の手が入る自然は、自然の整え方に学びながら、その過程を人工的に作っていく必要がある。それは、少なくとも50年、100年後の風景を見ていないとできない。

そんな100年後をいつも見ながら、仕事している多田さん。沖縄の木々への想い、自然への想いは並々ならぬものがあります。

 

その時、多田さんに教えてもらった明治神宮の森。

東京のど真ん中にこんな豊かな森があるってびっくりしてたけど、

実は、明治神宮の森は、天然林ではなくて今から90 年ほど前に、当時の日本の人々が、明確なデザイン意図と壮大な構想力をもってつくり上げた森なんだそう。

 

記事を探したらありました。

 

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そして、ほぼ100 年を経て、天然林相に近づきつつあるのは確かではあるけど、本当にそうなるかどうかは、千年、万年という単位で見なければ分からないんだそうです。
 森づくりへの明確なビジョンと、100年先を見据えた壮大なグランドデザイン。本多博士をはじめとする主導者たちの情熱には、本当に感動します。

 

そのくらい長い年月をかけて、自然は育っていくもの。

多田さんは言います。

「100年後、こういう風景を残したいと思うのであれば、今から何か動かないといけない。」

 

この壮大な明治神宮の森が教えてくれることもそういうことではないかと思います。

 

 

 沖縄という場所に住み、ご先祖が繋げてきたこの場所で、わたし達はどんな沖縄を次の世代に繋いでいけるか・・・この沖縄はわたし達だけではなく先祖とも子孫とも共有している唯一無二の大切な場所。

 

これまで沖縄と共にあり、沖縄の人々の暮らしを支え、一部であった沖縄の木々たちを守っていくことは、きっとウチナンチューの誇りを守っていくことにもなるはずですよね。

 

 でも、沖縄の在来種の木々たちは、需要がなく苗やさんに行ってもなかなか買えない状態。南国リゾートのイメージに合う外来種が主流となってしまっているようです。

 

 

そこで、沖縄の木々で盆栽を作り、販売し、その需要そのもを増やしていけたら!ということになったのです。

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なぜ、盆栽なのか?
はまた次回に!


1月27日は風景づくりプロジェクトのキックオフイベント

盆栽家平尾成志さんと演出家平田太一さんのコラボパフォーマンス

植物で遊ぶワークショップ、美味しいもの色々

もりもり沢山でお待ちしております♡

みなさま、是非とご予定は空けておいてくださいね!

 

オリジナルの盆栽を作ろう!!

盆栽つくりワークショップ

みなさまぜひともお越しくださいね!!

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